常識かも知れないけど知らなかったこと

リニアガイドのレールは片側研磨。そちらをピンやらで位置決め
スライダも片側研磨、基準面はレールと同一方向。


スライダ位置決めにはピンを2本用いる。一本だと足りないらしい。


長いレールの場合、ゆがむので位置決めピンは多数打ち込む。
ネジと同じ位置とするのが良い。固定用のボルトは取り付けられる限りたくさん使って固定する。



M3ネジは心もとない。M4以上を使用する。



寸法線やら文字やらは、外形線とかぶらないように。「これ基本ね」と言われた。メカ屋なら知っとけバカが。
次やったらどうなるかわからんぞ。



穴間距離の寸法公差はキッチリ出しやすい。端面から穴までの寸法公差は出しにくい。考えて描く。



A5052はアルマイト処理が必要。アルマイトしないとアルミ特有の白サビが出る。
A7075はアルマイト不要。重量が軽く、A5052よりも強いが価格は5倍〜10倍する。大物に使うと無駄なコストアップ。


SUS303 快削 SUS304よりも少ない力で切削可能。
SUS304 非磁性、焼入れ不可。さびない。
SUS420 磁性 焼きいれOK さびる。

さびない合金ステンレスだが、その気になれば腐食する。
ステンレスは大体加工がしにくい。硬くて粘るし熱を貯めこんで膨張も激しい。
旋盤、MCでの加工の場合は快削SUSを使うべし。



アルミ溶接なんてやらない。技術料が高く、アルミの低コストを無駄にする。


A5052にM4タップを立てるときはヘリサートを入れる。
アルミのメネジにステンレスのオネジだとかじる。