納豆とモーションキャプチャ
最近なにかと振り回される納豆。原因はあるある大事典。
以前、その番組用にモーションキャプチャを使用した実験を手伝ったことがある。
なんか柔軟性と痩せやすさは関係があるとかなんとか。
なぜかそこに歩行のモーションキャプチャですよ。風が吹けば桶屋が儲かった。
いうなれば以下。
- やせやすい体ってのは、歩くだけでカロリー消費できる体。
- 歩くだけでカロリー消費できる体ってのは、歩き方からして違う。
- なので、モーションキャプチャで撮って、差を見れば納得いくんじゃね?
という感じ。もしかしたら@サプリのほうでこういう特集したのかもしれんけど。
で、実際測ってみました。
柔軟だという設定な人は、非常に普通に歩いてました。
見慣れた歩きとでもいいますか、ヒールコンタクト、トゥーリフトがきっちりと。
ところが、柔軟性ないという設定な人、明らかにハイヒール歩きですよこれ。
ものっそ違和感ありまくりんぐだったんですが、なにがおかしいかをよーく考えると、ヒールコンタクトがまったくない。
足の裏全体で着地。かかとに信頼性が置けないハイヒールで歩くときの特徴です。
柔軟性での差を見たいのに、歩き方が違うから全然比較にならない。
むしろ、歩行というのは消費エネルギーが最適化されていて、普通に歩いていれば消費エネルギーは少ないもの。
部分的に筋力が出せないなどの状態があれば、それ以外でエネルギーを使ってその箇所をカバーするようになる。
だもんで、普通に歩いていた人より、ハイヒール歩きの人の方がエネルギーロスが多いということになる。
つまり、歩いているだけでやせる人は、柔軟性のない人。
はい、とんでも理論でした。
しかし、女性の被験者にマーカーつけるのって無駄に緊張するのですよ。いらんところ触らんように気をつけたり。